コンステレーションのワークは、
ときに「演劇的」に感じることがあります。
ワークでは、クライアントの心象風景を、フィールドに立った参加者が、
そのとき、その場で感じたことを表現していくことで、
即興演劇のように、つぎつぎと一幕、二幕、三幕、、と物語が展開していくからです。
初めて、いち参加者として参加したとき、正直ギョッッととしました。
私は高校の時は、ミュージカル部で大げさな表現は慣れっこというか好きな方ですし、
小劇場の演劇も見たことがある方です。
それでも、クライアントとは初めての代理人の方が、
クライアントの方が「ウンウン」とうなずくような情報を的確に表現する様子に、
(ときには号泣すら、、)
「ぎょぎょぎょ。なんで・・・?来ている方は洗脳されているのかしら?
あるいは霊媒師か何かでしょうか・・・?
いや〜やばいところ来ちゃったかな〜汗汗。」
というような感じ。
3年前、初めてワークに参加した私はこんな感じでした。
その後、実際、自分が代理人をしてみたり、
友人を誘って代理人をしてもらったりしてきました。
そしたら、なんと、私も、どなたでも、
代理人として、何かしら感じることがあるのです。
どこか奥深くでクライアントの「人生の物語」にしみじみ共鳴しているのです。
しかも、それは、クライアントにとって、だけでなく、
自分自身にとっても、意味のある気付きを得られる体験となるのでした。
コンステレーションに出会って以来、
ひとには、普段つかっていない能力や感覚がたくさんあるのだと
なおさら強く思うようになりました。